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​ 個人出版・オートバイ関連専門書店

​AutobikeBooks

個人出版・オートバイ関連専門古書店

​オートバイ、楽しんでる?

オートバイの本を通じて、

オートバイと共に生きる豊かな人生を提案したい。

エンジョイライフ 人生を、大いに楽しもう!

【イベント情報】

◉静岡 11/16(土) 15時〜21時 バイクナイトエッジ@モトサービスエッジ(浜松市南区卸本町)

◉静岡 11/17(日) 10時〜15時 バイク女子部2000人達成記念ミーティング♡@Neopasa清水ぷらっとパーク

◉静岡 11/23(土・祝) 10時~15時 しずおか一箱古本市@北街道沿い(鷹匠・駿府町)

◉静岡 12/1(日)1​0時〜 Windsocks 第5回つま恋サーキット走行@リゾート彩の郷 つま恋(掛川)

 

ORIGINAL BOOKS

​新装版Rider's Story

著書 販売協力店

【北海道】

 書店:かの書房さん(札幌市)

【宮城】

​ バイクショップ:ティーズさん(仙台市青葉区)

【東京】
 書店:代官山T-SITE 蔦屋書店さん

 バイクショップ:トライアンフ東京さん(吉祥寺)
 バイク用品アパレル:マックスフリッツ本店さん(葛飾区)
 カフェ:バニービーチさん(西荻窪)

【新潟県】

 ブックカフェ:B & C ボルドールさん(新潟市)

 書店:戸田書店長岡店さん

【群馬県】

 書店:戸田書店 高崎店さん

【山梨県(奥多摩)】

 ライダースカフェ:多摩里場さん(丹波山村)

【静岡県 東部】
 古書店:ハニカム堂さん(沼津)

​ バイクアパレル用品店:マックスフリッツガレージ沼津さん(沼津)

【静岡県 中部】
 書店:戸田書店 静岡本店さん

 書店:戸田書店 藤枝東店さん
 書店:BOOKSえみたす焼津店さん

 書店:カナエ堂書店さん(藤枝市)

 書店:谷島屋パルシェ店さん(静岡市)

​ 書店:谷島屋マークイズ静岡店さん(静岡市)
 バイクショップ:GSモーターさん(島田市)

​ バイクショップ:カモメモーターサイクルさん(静岡市)
 カフェ:チャールストンさん(島田)

​ 喫茶店:喫茶La paix(ラペ)さん(藤枝市)

【静岡県 西部】

 書店:戸田書店掛川西郷店さん

 書店:BOOKSえみたす浜北店さん
 書店:BOOK アマノ アクト北店さん
 書店:BOOK アマノ 有玉店さん
 書店:BOOK アマノ 入野店さん

 カフェ&ベーカリー:げんらく さん(袋井市)

 バイクショップ:PEPEモーターサイクルスさん(浜松東区)
 珈琲豆:コーヒー屋ポンポンさん(浜松中区)

 バイク用品アパレル:クシタニ本店さん(浜松市南区)

​ バイクサービスショップ:モトサービスエッジさん(浜松市南区)

【愛知県】

​ 道の駅:もっくる新城さん(新城市)

 書店:BOOKSえみたす甚目寺店さん

​ 書店:BOOKSえみたす長久手店さん

【大阪府】

 バイクショップ:ショットガンライダーズさん(大東市)

【熊本県】

 ライダーズカフェ:Wednesday Afternoon (ウェドアン)さん(熊本市)

​WORK

 

​WORK

​WORK

​NOVEL

​WORK

​NOVEL

 
 

​WORK

​ORIGINAL NOVEL

  ―オートバイが教えてくれたー

 1 まわりに合わせない

武田 宗徳  

 

 二十年以上所有していた中排気量のオートバイを、訳あって手放すことになった。学生時代に二輪免許を取得し、それから二十年以上経った現在まで、私のそばには、いつもオートバイがあった。そんなわけで、オートバイを所有していない状態になるのは初めてのことだった。本当はもちろん、手放したくなかった。だが、色々な事情が重なって、泣く泣く手放すことになったのだ。こんな風に、何か回避できない事情があって、意に反して愛車を手放さざるを得ない状況になることは、よくあることなのかもしれない。

だから私は、“バイク乗りを休憩している” と思っている。バイクをやめたつもりも、降りたつもりもなかった。

だが幸運なことに、少し前に転勤で海外へ赴任していった弟が、「時々乗って欲しい」と言って「スーパーカブ」を置いていってくれた。

 排気量は50ccと小さなエンジンだが、これだって立派なバイクだ。晴れ渡った空の下、視界のひらけた大きな川の土手沿いなんかを走ったりすると、やはり楽しかった。

街へ行くときは、ひとつ峠を越えなければならない。トンネルが貫通しているバイパスは、50ccのバイクで通ることができない。

 山を越える峠道を、スーパーカブで登っていく。右に左に、カーブが連続した登り坂を走っていると、時々うしろからクルマが追い抜かしていく。そのたびにアクセルをさらに開けて、もっとスピードを出そうとするのだが、まあ、頑張ったところで、たかが知れている。肩に力を入れてアクセルをグッとひねって走り続けていても、また、いつの間にかクルマがうしろについていて、そうして、追い越されることになる。

それは、わかっているに…。

 

 そんな風にしばらく走っていたのだが、途中で私の肩の力が、フッと抜けた。アクセルをひねっていた右手の力も、スッと抜けた。カブのスピードは、落ちていった。制限速度か、それを下回るくらいのスピードを、行ったり来たりするようになった。

気持ちが、変わった。何か、開き直った感じになった。

 私が乗っているのは、排気量が50ccのスーパーカブではないか。それなのに何故、まわりのクルマと同じスピードで走ろうとしていたのだろう。明らかに排気量が違うクルマと同じ速さで走るなんて、できっこないのに。

 スーパーカブで走っている私のうしろに、クルマが近づいてきた。私はスピードを落として、クルマを前へ行かせた。追い越していったクルマは前方の遠くへ向かって姿を小さくしていき、やがて下りの右カーブに消えていった。

 

私はスーパーカブ。自分のペースで街へ行く。

時間はかかるだろう。だがそのうち、確実に街へたどり着ける。

 

まわりに合わせない。

自分のペースで、前に進めばいい。

 

スーパーカブが、教えてくれた。

​おわり

​FREE PAPER

 

​BOOK SHOP

​オートバイ関連専門書店 オートバイブックス

オートバイ関連の小説・エッセイを始め、

コミック、文庫、ドキュメンタリーなどを取り揃えています。

また、バイク映画やバイクレースのDVDなどもございます。

​PUBLISHER

個人出版 オートバイブックス

2017年8月に個人出版

「オートバイブックス」を立ち上げました。

2017年10月「君のいない青春」

2019年5月「新装改訂版Rider's Story」

​は、オートバイブックス発行の書籍です。

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